備忘録 a record of inner life

やったことや考えたこと・本・論文・音楽の備忘録。 特に環境科学・生態毒性に関して。

2014-08-04から1日間の記事一覧

【論文】生態毒性:分子生物学的手法によるオオミジンコに対する毒性要因の特定

The molecular toxicity identification evaluation (mTIE) approach predicts chemical exposure in Daphnia magna 「オオミジンコの毒性要因を分子生物学的手法を用いて特定する試み(mTIE)」 P. Antczak, H.J.Jo, S. Woo, L. D. Scanlan, H. C. Poynton,…

【本】HSPと分子シャペロン

「HSPと分子シャペロン」 -生命を守る驚異のタンパク質- 水島徹 著 講談社 2012年 生命を脅かすあらゆるストレスからタンパク質を守り誕生から、機能を失い分解されるまでタンパク質のために健気に働く「タンパク質」。それが、HSPであり、分子シャペロンだ…

環境毒性学会@東洋大学

※本記事は2013/09/10に別のブログ用に書いたものの転記。 9/7~8の環境毒性学会@東洋大学 に行ってきました。 またしても自身の発表ではなく、ただ遊びに。 主に聞きたかったのは、化学物質によるリスクと生態系に関するシンポジウムですが、期待を上回る面…

ブルーカーボンについて @土木学会 全国大会

※本記事は2013/09/06に別のブログ用に書いたものの転記。 日本大学津田沼キャンパスでの土木学会・全国大会(2013.9.4-6)に行ってきました。自分の発表ではなく、人の発表を聞きに行っただけです。 結果的には行って良かったです。ただ、高額な参加費を先生に…

【本】東大教授

「東大教授」沖 大幹 著 新潮新書 2014年 現役教授だからこそ、ここまで書けた!「東大教授」とは、どのような職業なのか。年収や学歴は?適性は?勤務時間は?専門分野の選び方やキャリアの積み方は?入試の必勝法、教育や研究の醍醐味、出世の条件や名誉教…

【論文】生態毒性: 底生系食物網における有機物質の蓄積

An equilibrium model of organic chemical accumulation in aquatic food webs with sediment interaction Thomann R.V., Connolly J.P. and Parkerton T.F. 1992, Environ. Toxicol. Chem., Vol.11, p.615-629. 疎水性物質の多くは、底質に蓄積しています…