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a record of inner life

やったことや考えたこと・本・論文・音楽の備忘録。 特に環境科学・生態毒性に関して。

中村修二教授のノーベル賞受賞について

下のケムステーションの記事に書かれていたことは、自分の認識とほぼ同じだった。

 

なぜ青色LEDがノーベル賞なのか?ー雑記編 - 化学者のつぶやき -Chem-Station-

青色LED実用化の受賞者は、中村教授でふさわしいのか? 青色LED実用化に対する中村教授の貢献が、他の日亜化学社員より本当に大きいかどうかは、微妙なところです。中村教授の実験面での貢献は、既に論文で報告されている事実を社内で再現したこと、つまり日亜化学での青色LED実用化のスタートアップです。今回の受賞の対象になった青色LEDの高輝度化・実用化に関する技術は、他の社員の貢献も大きいようです*1

じゃあ誰か受賞者を決めようとなった時に、中村教授がファーストオーサーで重要な論文を連発していたことは決定的な要因でしょう。下の日経テクロノジーの日亜化学側の証言によると、中村教授が共著者に相談もなく論文を書いていたそうです*2。本来なら、この論文を書く段階で、貢献の大小に共著者間で合意が出来ているべきなんでしょうが・・・。

 

日経テクロノジーオンラインの記事。日亜化学と中村教授との裁判時に書かれたもの。


中村裁判 - Tech-On!


中村裁判 - Tech-On!

*1:そこで研究リーダーとして中村教授がどれほど貢献されたのかは、まだよく分かりません。

*2:実際企業からすると論文など後回しでしょうから。