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a record of inner life

やったことや考えたこと・本・論文・音楽の備忘録。 特に環境科学・生態毒性に関して。

論文「混合物質の予測的環境リスク評価:概念的フレームワーク」

論文の前半部分、「ENVIRONMENTALLY REALISTIC MIXTURES」までしか読んでいませんが、つまり論文のオリジナルな部分には触れてませんが、覚書として。

Backhaus T. and Faust M., 2012, Predictive environmental risk assessment of chemical mixtures: a conceptual framework, Environ. Sci. Technol., 46 (5), 2564-2573. 

簡単にまとめ。

  • 混合物の毒性影響は、個々の化学物質のCA(Concentration addition; 濃度加算)モデルかIA(Independent action; 独立影響もしくはRA; response additionとも言う)モデルを用いて表されるのが一般的。
  • CAモデルは、類似の作用機序の物質間に適用される。IAモデルは異なる作用機序の物質間に適用される。
  • どちらのモデルも、物質間の相互作用interactionを考慮していない。
  • CAモデルで、多くの有害物質の混合物の毒性影響は説明できる、とされている。
  • しかし、これまでの混合物質の毒性試験・研究は、同じような作用機序のもの同士など、非常に限られている。それら以外のものに拡張しようとすると、莫大な数の組み合わせを試さないといけない・・・。

同じ作用機序を持つ物質同士がなぜCAモデルの数式であらわされるのかが、いまいちピンとこないです。