「ゴム廃水曝露ミジンコにおける発現変動遺伝子の定量化」
Jo H.J. and Jung J., 2008, Quantification of differentially expressed genes in Daphnia magna exposed to rubber wastewater, Chemosphere, 73 (3), 261-266.
卒論生のT君の参考にできそう(うちの専攻は卒論提出が2月初旬で遅い)。たいした論文ではないけど、内容のシンプルさと対象遺伝子の生物学的な議論をほとんどしてないという点(曝露のマーカーとして遺伝子発現を使おうとしてる点)で、うちの専攻の卒論生に向けた参考文献としては適当かも。
DD-PCR (differential dislay-PCR) の一種ですがACP (annealing control primer) というエラーが生じにくいプライマーを使って、オオミジンコのマーカー探索をおこなった論文。ゴム廃水と亜鉛溶液とに曝露させて、計2つのマーカーの用量応答関係をqPCRで評価したもの。
ACPの論文は下。アブストくらいしか読んでませんが、イノシン塩基配列(poly dI)を含むプライマーを使うみたいです。
Hwang I.T., Kim Y.J., Kim S.H., Kwak C.I., Gu Y.Y. and Chun J.Y., 2003, Annealing control primer system for improving specificity of PCR amplification, Biotech., 35 (6), 1180-1191.