備忘録 a record of inner life

やったことや考えたこと・本・論文・音楽の備忘録。 特に環境科学・生態毒性に関して。

海外ポスドク目指して就活中 ~メール・Skype編~

去年学位をとったポスドクです。

今の契約は今年度末までなので、そろそろ次のポジションを確定させておきたいところです。

 

何も考えず自由に海外へ行けるのは今ぐらいしかなさそうだし、一度は行ってみたいので、海外就活を目指すことにしました(適当)。

本当は海外学振に出せればよかったのですが、応募時点では色々あって海外という選択肢の可能性が低かったため、出さず…。5月くらいにようやく 「海外行くか」と意識が固まりました。

探してみると、海外学振以外にも応募できるfellowshipが複数。Marie-Curie Fellowshipとか。まずは受け入れてくれるボスにメールで打診することから始めました。メール作成には、次の2つのサイトを参考にしました(良い印象をもたれるポスドク応募メールを書く4つのポイント - アメリカポスドクの歩き方Going abroad)。

下が送ったメール。 

Dear Prof. XXXX,

 

My name is XXXX, a post-doctoral researcher at XXXXX, Japan. I would like to know is there an available post-doctoral position in your laboratory?

 

I received a Ph. D. degree last XXXX, and currently continue to work under the supervision of Dr. XXXX, as a postdoctoral fellow. During the Ph. D. period, I have gained professional experiences of XXXX, XXXX, and XXXX. After receiving Ph. D, I started to XXXX (and now submitted a paper on XXXX).

Prof. XXXX, I have read many papers by you and your co-workers, and am impressed with your academic works. I especially admire your works on XXXX (e.g., XXXX et al., 2011, YYYY; XXXX et al., 2015, YYYY). I believe your works will really XXXX. Thus, I hope to study XXXX in your laboratory as a post-doctoral fellow.

 

I understand that there may be no available funding for a new post-doctoral researcher. I will apply for Marie-Curie post-doctoral research fellowship (and other possible fellowships). I already confirmed on the website that your institute is eligible to host a Marie-Curie fellow. https://www.xxxx

 

I have attached my CV. I look forward to hearing from you. Thank you for your consideration.

 

Sincerely,

XXXX

 

英語が適切かどうかは分かりませんが、とりあえず返信をもらえたのでダメすぎることはないと思います…。

 

ありがたいことに、2日後には返信がもらえました!

で、早速Skypeで話をすることに。ただ1回目は、教授が電車での移動中にSkypeをしようとして電波が悪くて中止。2回目は、教授のOfficeからSkypeしてもらい、上手く話ができました。

すごく緊張したけど、良い人そうで話してるうちにリラックスできました。英語も心配だったけど、教授がゆっくり話してくれた上、依然としてSkypeのつながりが良くなかったのでそれを理由に何度も聞き返せたので、なんとかなりました。一安心。

 

話した内容は、割とネットで予習した通りでした。

・まず自己紹介(博士課程とポスドクでの研究内容)

ポスドクで何をしたいか(自分の場合、対象とする生物種に拘りがあるかとか)

・教授のところでやっている研究について

・必要なスキル(プログラミングが出来るかとか)

・スケジュールについて(Fellowship締め切り、Proposal書いたらメールする)

 

自己紹介のところでは興奮して、ちょっと喋りすぎでした…。「あなたのグループのあの論文読んで…」みたいに言ったら「ちょっと待って、いっぱい論文出してるからどれのことか分からんけど…ちょっと落ち着いて」という感じ。

 

 20~30分くらいであっという間でした。緊張したけど、実際に話せたことでやる気出てきました。

 

(追記)

続きのはなし→海外ポスドク目指しての就活 ~公募アプライ・Skype面接編~