備忘録 a record of inner life

やったことや考えたこと・本・論文・音楽の備忘録。 特に環境科学・生態毒性に関して。

本「和解」

志賀直哉, 和解, 新潮文庫 久しぶりに読んだ。志賀直哉ってほんと頑固野郎ですね。家族とか奥さんが大変だろうな。でもその率直なところが憎めないというか、魅力なんでしょうね。 中身、筋はほとんど何もないといって良い小説です。 和解 (新潮文庫) 作者: …

本「安全。でも、安心できない 」「かのように」

中谷内一也, 2008,安全。でも、安心できない…―信頼をめぐる心理学―,ちくま新書 8/8読了。いや~面白かったです。以下、簡単に内容のまとめ*1。 ヒトの安全に実質的に影響がないレベルの食品偽装や自然災害であっても、ヒトは不安を感じてしまいます(例とし…

本「生命はなぜ生まれたのか」・論文「底質試験での餌」

高井研, 2011, 生命はなぜ生まれたのか―地球生物の起源の謎に迫る, 幻冬舎新書 「地球生物の起源」とタイトルにありますが、本書で対象としているのは、地球で本当に始めに生まれた生命ではなくて、ずっと繋がった末に現在の地球生命までたどり着いた生命で…

【本】HSPと分子シャペロン

「HSPと分子シャペロン」 -生命を守る驚異のタンパク質- 水島徹 著 講談社 2012年 生命を脅かすあらゆるストレスからタンパク質を守り誕生から、機能を失い分解されるまでタンパク質のために健気に働く「タンパク質」。それが、HSPであり、分子シャペロンだ…

【本】東大教授

「東大教授」沖 大幹 著 新潮新書 2014年 現役教授だからこそ、ここまで書けた!「東大教授」とは、どのような職業なのか。年収や学歴は?適性は?勤務時間は?専門分野の選び方やキャリアの積み方は?入試の必勝法、教育や研究の醍醐味、出世の条件や名誉教…