去年の始めに2016年の目標を書きました(去年の振り返りと 2016年にやりたいこと)。それが実際、どれだけ達成されたのかチェックしてみました。
- 目標1:博士課程修了
- 結果1:◎。7月末に論文審査。9月に無事終了。
- 目標2:論文2本。自分の本筋の研究と、T君のデータを解析したもの。
- 結果2:△。自分の研究から1本はpublished、1本はunder revision。T君のデータ解析論文はまだ自分の手元。
- 目標3:博士修了後は、博士論文の延長上の研究をしつつ、遺伝生態学と遺伝子発現、個体群動態あたりを考慮した研究の土台作りみたいなのをやりたい。
- 結果3:△。自分で書いておいてなんだけど、目標がちょっと欲張り過ぎ…。博士論文の単純な延長ではない遺伝子発現に関する研究はできてるので、まあいっか。
- 目標4:遺伝生態学(『生物多様性と生態学』『保全遺伝学入門』あたり)・次世代シーケンサー解析(特にde novo シーケンス)・統計学(機械学習とか)を勉強したい。
- 結果4:〇。『生物多様性と生態学』はとりあえず読了。de novo NGS解析はまさに取り組み始めたところ。機械学習は、学科内の勉強会で『Python機械学習プログラミング』を輪読中。ただ自分でコード書きまくらないと身につかなそう。
- 目標5:就職先/留学先を探す。
- 結果5:✖。これは全然できてません。JREC-INとかに登録してるぐらい。
2016年は、プライベートでも色々変化があって充実してたかな。しかし、まるまる博士論文の執筆に充てられていた数カ月間は、記憶が薄れている…。
上記の現状を踏まえて、2017年のざっくりとした目標を。
- 就職先を探す。2018年3月には学振が切れるので、今度は本当に探さないとダメ。
- 学会やセミナーなど外に顔を出す。
- 博士課程の内容を投稿論文として外に出し切る。
- 博士後の仕事もアウトプットする。
- NGSでの解析をもうちょっと続けたい。面白い。
- できれば、データ解析dry系の仕事もしたい。大局的な視点を得られるような。
- 勉強する内容は2016年を踏襲。
- プライベートでは、昨年は身近な人に助けてもらいっぱなしだったので、今年は自分で色々解決できるようにしたい。
- ランニングを続ける。週1回。
具体的に書く。
- 行きたい学会は、生態学会大会(3月@東京)もしくは水環境学会年会(3月@熊本)・NGS現場の会(5月@仙台)・環境化学会(6月@静岡)・水環境学会シンポジウム(9月@和歌山)・環境毒性学会(9月@東京?)・SETAC NA(11月@ミネソタ*1)あたり。
- 博士課程の成果に関して。現在revision中の論文は年度内にacceptまでもっていく。T君のデータ解析論文は、1月中には原稿を共著者に回す。あとの博士課程でのデータ残りは、さらなるデータ追加をおこなわないと投稿論文にはならなそう。こつこつ実験していく必要あり。夏まではデータ追加の段階かな。
- 博士後の仕事。こっちが本業なので、手は休めず進めたい。とりあえず1本は投稿論文としてまとめる。3月頃には投稿までもっていきたい。
- インプットしたいのは引き続き、遺伝生態学・バイオインフォマティクス・機械学習(深層学習含む)。教科書は『保全遺伝学入門』『バイオインフォマティクス ゲノム配列から機能解析へ』『ゼロから作るDeep Learning』を考えています。
*1:SETAC Europeに行きたいけど、締め切りまでに出せるネタがない。