備忘録 a record of inner life

やったことや考えたこと・本・論文・音楽の備忘録。 特に環境科学・生態毒性に関して。

Marie-Curie fellowshipの結果が返ってきたよ

結果は惨敗。サクラ散る。

 

Marie-Curie Individual fellowshipはEUがお金を出しているフェローシップです。獲得すると、日本の大学教授並みの給料がもらえ、プラス旅費と家族手当、研究費が手に入り、同業者から一目置かれる(であろう)高ステータスなフェローシップです。平たく言うと学振のEU版ですね。

 

去年の夏から申請書の準備をし、9月中旬に応募して、1月29日に結果が来ました。Marie-Curieの申請書はExcellence (weight 50%)・Impact (weight 30%)・Implementation (weight 20%) の3つのパートで構成されてますが、それぞれのパートの点数と長所・短所が記述形式で返ってきました。下のような感じです。

Excellence Score: 3.60 (Threshold: 0/5.00 , Weight: 50.00%)

Strengths:
- The state-of–the–art in the project field is comprehensively presented and major gaps in the existing knowledge are specifically identified.
- The research objectives are clearly and logically presented.

(略)

Weaknesses:
- The appropriateness of the research approach is not convincingly demonstrated. The proposed methodology, especially in its experimental
part, is not presented in sufficient detail.

- The proposal does not comprehensively describe what specific measures will be taken to integrate the researcher within the host’s research
team.

科研費でも不採択の場合に審査員からの評価を教えてもらえますが、Marie-Curieは記述式の評価がもらえる分、より具体的に改善ポイントのわかる点が良いですね。 科研費の申請書作りにも審査にも多大な時間が使われているのだから、科研費でもこれくらいのフィードバックがぜひ欲しいところです。

 

総合点は、100%中68%でした。70%が足切りなので惜しいところだったのかと思いきや、実際にpassするには85~90%は必要みたいです。なので全然惜しくない…。

評価を見てみると、アウトリーチやスケジュールの緻密さに重きを置いているのが分かります。一応簡単なアウトリーチの予定は書いてたのですが、"The quality of communication of the project results to different target audiences is not sufficiently demonstrated."とのこと。小中高への課外授業とかマジで書かないとプラスにならなさそう…。

 

気持ちを切り替えて、今は雇われポスドクへの道を模索中です。