備忘録 a record of inner life

やったことや考えたこと・本・論文・音楽の備忘録。 特に環境科学・生態毒性に関して。

登美の丘ワイナリーに行ってきた

学会発表のため、山梨大学@甲府に行ってきました。

せっかくなのでと、空いた時間でサントリー登美の丘ワイナリーへ行ってきました。竜王駅からタクシーで。

事前に予約していた、無料のワイナリーガイドツアーに参加しました。

 

ブドウ畑と樽熟庫を見学しました。

ワインは熟成させると味が変わるということですが、その理由は樽の成分がワインに移る*1とか、マロラクテッィク発酵*2だとか、いろいろあるそうです。色々豆知識を仕入れられました。

 

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図:マロラクテッィク発酵

 

ベストな熟成期間はワインによって異なるので、定期的に味をチェックして決めるらしいです。面白いなぁ。糖度とかいくつかの指標を測ることで、熟成前にあらかじめベストな熟成期間を決められないでしょうか。この考えは工学系の悪いとこが出てるかも。

*1:ワインの味や香りをコントロールするための工夫は、樽に使う木材の種類だけでなく、木材を焼き入れしておくなどの前処理もあるそうです。

*2:酸味の強いリンゴ酸をまろやかな乳酸に変換する発酵。