a record of inner life

やったことや考えたこと・本・論文・音楽の備忘録。 特に環境科学・生態毒性に関して。

今学期だけで博士課程の日本人学生が二人辞めた

自分の所属専攻の話。同じ研究室ではない。正確には前学期の終わりに一人の日本人博士学生が辞めて、今学期の終わりにまた一人辞めます。

 

二人とも優秀な学生だったと思います。研究能力もコミュニケーション能力もあって、後輩たちから慕われていて、週末は研究室の仲間とよく遊びに行っていました。研究能力でいえば、例えば、一人は修士の結果で論文を2本出していますし、もう一人は同じく修士の研究で学会の受賞を数回していましたし。

ただ、辞めた(あるいは辞める)二人はそもそも、博士課程進学・アカデミアにさほど積極的ではなかったようです。少なくとも自分から見て。一人は修士の時に就職したくなかっため、もう一人は修士の後に就職したけれど諸事情でその仕事を続けられなくなったため、博士課程に進学したと言って良いでしょう*1

 

今のM2にも、博士に進学予定の学生が一人います。その人もやはり就職したくないから博士進学するみたいです。そういうモラトリアム的進学はやめて欲しいけどなぁ。どうせ後で大変な思いをするだろうし…。

 

 

もっとも、博士課程進学や研究にそれほど強いモチベーションのない人が、博士に進学するのは悪いことなのかどうか?授業TA、実験室の保守管理とか、後輩への教育効果など、経験ある人手が増えることは研究室や教員にとって良い面もあるでしょう。ただ本人にとって、良いか悪いかはどうでしょうかね…。「博士課程の中で一生懸命頭を使って努力して、その結果どうしても続けられなくて辞める」という場合なら、将来的にプラスになることもありそうですが、上の二人の場合そうでもなさそうですし…。

*1:自分も偉そうに人のことは言えませんが。